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249話

腹部が小刻みに波打ち、その下の場所がきゅっと縮み、液が流れ出した。

その険しい顔つきの硬いものは、劉翠の口にとってはあまりにも大きすぎた。

劉翠がそれを口に含むというより、むしろそれが劉翠を丸呑みにしようとしているかのようだった。

二本の指で慎重にその硬いものを摘まみ、口を開けて含もうとしたが、二列の歯が見えてしまった。

「まずは触れてみて、歯を引っ込めて」

指が硬いものの熱さでくすぐったくなり、劉翠は思わずそれを擦った。

それによって硬いものがピクリと震えるのを見て、少し新鮮に感じた。

赤い唇から舌先を出し、素早く硬いものに触れてみると、味はそれほど耐えられないものではなかった。

「下から上...