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352話

金洛丝の言葉に騒ぎが起こり、多くの人々が驚愕の表情で彼女を見つめた。二人の警備員が急いで駆け寄ってきた。

「お嬢さん、ここで騒ぐのはご遠慮ください。さもないと私たちは……」

言葉が終わらないうちに、二人の警備員の頭が轟然と爆発した。血飛沫と悲鳴が同時に広がり、その場にいた全員が恐怖に震え上がった。

金洛丝はガムを噛みながら、まるで精神を病んでいるかのように大笑いを始めた。

「なんて素晴らしい悲鳴なの！今から三つ数えるわ。もし出て行かなければ、この二人と同じ目に遭うことになるわよ！」

「いち！」

金洛丝は冷たく叫んだ。

着飾った男女たちは、皆一様に恐怖に歪んだ顔で出口へと殺到した。

女性たちは見...