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968話

宝兄が歩み寄ってきて、私の様子を見ると、不満げに言った。「どうした？俺に触られたくないのか？あん？」

宝兄はそう言うと、すぐに片手を伸ばして私の顎をきつく掴み、鋭い眼差しで私の目をじっと見つめてきた。私の両目はすでに涙でぼやけていた。

宝兄は私の様子を見て、その姿に腹を立て、興味を失ったようだった。そして突然平手打ちを食らわせながら言った。「くそっ、俺のことが気に入らないのか？死にたいのか？」

再び宝兄に強く平手打ちされ、私は痛みで立っていられなくなった。そのまま体が地面に崩れ落ちた。宝兄はそれを見ても気が済まないようで、近づいてくると、私の薄手のドレスを引き裂いた。私はすぐに恐怖で叫び...