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808話

「ふふ、大丈夫だよ。お風呂は入った後でもまた入れるし、お酒が飲みたいならここで飲めばいいさ。ほら、見てて」と森兄が悪戯っぽく笑いながら言った。

森兄はそう言うと、腕を伸ばして温水プールの壁にあるボタンを押した。すると、セクシーな制服を着た美女のスタッフが歩み寄ってきて、微笑みながら「森様、こんにちは。何かお手伝いできることはございますか?」と尋ねた。

森兄はそれを聞くと、軽く微笑んで「上等の赤ワインを一本と、透明なグラスを三つ用意してくれ」と言った。

女性スタッフは「はい、かしこまりました。少々お待ちください」と微笑みながら答えた。

女性スタッフが下がると、森兄は再び私たち二人を強く抱...