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721話

「ううん、いや、やめて!」私は必死に頭を振り続けるしかなかった。でも、この劉さんは私の気持ちなど全く気にせず、意地悪な笑みを浮かべながら続けている。だから私はさらに激しく頭を振った。心の中で必死に念じていた。「あぁ、やめて、お願い、やめて!」

劉さんがそれを私の体に入れようとした瞬間、突然動きを止めた。そして真剣な表情で私を見つめながら言った。「よし、菀ちゃん、俺の仕事はこれで終わりだ。あとは劉社長がどう可愛がるか、楽しみにしておけよ!」

劉さんはそう言うと自分の服を整え、毛布を取って私の体を覆った。それから、にこにこしながらドアの方へ歩いていき、しばらくしてドアを開けた。

ドアが開くと...