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6話

「あっ、やめて!」

私は完全に慌てふためき、必死に足を閉じた。ここで誰かに見られたら、仕事も評判も台無しになってしまう。

「足を開きなさい……」蘇延成の圧迫感のある声が響いた。

彼の吐息はかすかな酒の香りを含み、私の意識さえも朦朧とさせていく。

言い終わると、彼は容赦なく私の耳たぶを噛んだ。その刺激に、私の体は思わず大きく震えた。

強烈なしびれが全身を駆け巡り、かつて味わったことのない刺激を与えてくる。

何かに取り憑かれたように、私は彼の言う通りに素直に従ってしまった!

「いい子だ!」

蘇延成は深く息を吸い込むと、片手を空け、私の手を掴んで彼の熱いものに導いた。

次の瞬間、強烈な感覚が襲い、思...