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32話

彼の眼差しは純朴で、声も少年特有の清らかさを持ち、口元は微かに上を向き、左頬には小さな笑窪が浮かんでいた。

無害そのものに見え、素直で温順な姿は人の心を掴んで離さない。

だが下半身には逞しい宝物が生え、血を集めて硬く立ち上がり、勃ち誇る太さで、その巨大なものが濡れそぼつ花の中で意地悪く円を描いていた。

彼の肩に置いた私の腕は震え、小さく嗚咽を漏らしていたが、彼がどこかの点を突き当てた瞬間、心臓が飛び出しそうなほどの快感に襲われ、もはや身体の正直な反応に抗えず、「あぁっ」と声を上げてしまった。

ここだ、と。

少年は私の唇の端にキスをして、囁いた。「お姉さん、しっかり抱きしめて」

柔らかな白い尻を...