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152話

「どうして紅姉が突然そんなことを聞いてきたのかわからなくて、急に恥ずかしくなってしまったけど、それでも真剣に頷いて答えた。「まだ母乳は十分出ますよ。今は夜に、ある家の息子さんの乳母をしているんです」

紅姉はそれを聞くと、顔に満足そうな笑みを浮かべた。彼女の視線が私の豊かな胸元をじっと見つめていて、そのまなざしに全身が鳥肌立ってしまう。私は少し居心地悪く言った。「紅姉、私、家政婦の仕事を探しに来たんですけど…」

紅姉は相変わらずにこにこしながら言った。「紹介する仕事も時間制の家政婦よ、心配しないで。ねえ妹、ちょっと母乳を搾って、質がどれくらいいいか見せてくれない?」

私はまた一瞬固まってか...