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585話

「あの見た目派手な女医が鼻で笑いながら言った。

「こんな店をどうして若造に譲ったのよ。許神医だなんて何の肩書き？何の資格があるの？冗談じゃないわ。お金の話をはっきりさせないと、これから本草堂の商売は上手くいかないでしょうね。結局、私たち医師が看板を支えているんだから」

言外の意は、彼らがいなければ秦朗は間違いなく店を閉めることになるということだった。

続けて、派手な女医はあからさまに足を組んだ。「この秦朗とかいう人ね、私たちの要求はとても簡単よ」

「第一に、給料を三倍に。一日の患者は五十人までに制限して、それを超える分については診療費の八割を私たちが取る」

「第二に、一人当たり0.5％の株を要...