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561話

鬼門関パーク。

燕京の山に建てられたこの山全体が遊びの場となっており、華夏でも有名なスポットだ。

鬼門関パークはその一部に過ぎないが、七億もの資金を投じ、百以上の禁断区域と二百以上の名場面が設けられている。

幽冥病院、十八層地獄、黄泉古道など、ありとあらゆる施設が揃い、複雑な道のりは全長五キロにも及ぶ。

20分後、秦朗は遊園地の入口に到着した。

まだ午後で日差しも強く、人の往来も絶えないというのに、園全体には何とも言えない陰鬱な雰囲気が漂っていた。

その雰囲気作りは実に見事だった。

秦朗は特に興味を示すこともなく、チケットを購入し、地図を手に入れると、すぐさま第十層地獄へと向かった。

この...