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515話

「鐘九珍、宋世雲！お前たちは俺に公然と敵対するつもりか？！」項飛龍は不自由な足を引きずりながら、怒りに髪を振り乱していた。

「とんでもございません、項老。今日は武道交流会という素晴らしい日です。どうか自制なさってはいかがでしょうか」鐘九珍はかなり丁寧に応じた。手が出ない限りは、それで良かったのだ。

「項家は何をするつもりだ、私怨を晴らすのか？」

「交流会は親睦を深める集まりだろう。いきなり恨みを持ち出して挑発するなんて、何の交流にもならないじゃないか」

「項飛龍の足はなぜ不自由になったんだ？第一宗師じゃなかったのか？」

「何が第一宗師だ、人を脅すだけさ。ほら、あの若者は全く彼らを恐れていな...