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416話

「なあ兄貴、俺はもちろん信じてるけど、今夜はダメだろ?」趙興が尋ねた。

「授業もあるし」と趙興は付け加えた。

「ああ、じゃあ週末まで待とうじゃないか!俺はお前の兄貴だ。俺がやれって言ったことを、お前、いい加減にやるつもりじゃないだろうな?」黒服の男が冷笑した。

「兄貴、そんなことするわけないっすよ」趙興は答えた。

「いいぞ、これをうまくやったら、もう金は取らん。だがもし俺を出し抜くようなマネをしたら、それは兄貴への裏切りだ。道で兄貴を裏切った奴らがどうなるか、分かってるよな!」黒服の男が凄みを利かせて言った。

「分かってます、兄貴」趙興は胸を叩いて言った。

「連れてくる女子生徒は可愛い子じゃな...