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382話

「大丈夫だ、もう心配ない」秦朗はさらりと笑みを浮かべた。

鐘玉の命を決して諦めなかったからこそ、彼はむしろ災難から幸運を得て、祖師奶奶が創始した武道の真髄を悟り、新たな境地へと至ったのだ。

秦朗は今、なぜ邀月宮が世界中の武道の達人たちから高い評価を受けているのか理解できた。

この武学は本当に奥深く、後世の者たちはその皮相しか理解していなかったのだ。

鐘九珍はこの時、胸の高鳴りを抑えきれず、鐘玉を強く抱きしめ、老いた目から涙があふれ落ちた。

そばにいた数人の看護師たちも大いに驚き、思わず口元を手で覆った。

しばらくして、燕京病院で最も名高い沈寒山医師と陳院長が慌ただしく駆けつけ、目を見開いて目の...