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854話

「お前は銃を持っている。その銃はお前のものだ」

なぜだか、李南方はそう言いながら、無意識にハムの両脚の間を見つめていた。

今、サメのような迫力ある体つきの美女が片膝をついて、最も標準的な射撃姿勢で李南方に銃を向けている。

彼女がその姿勢を取った時、体のある部分が李南方の視界にはっきりと映り込んでいた。

ハムが銃を持っているかどうか、その銃が彼女のものかどうかが、彼女の下半身と何の関係があるというのか？

もちろん何の関係もない。

李南方もそれを分かっていたが、それでも彼はそこを見つめ、唇の端には淫靡な笑みを浮かべていた。

ハムは引き金を引い...