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653話

李南方は彼女の顔さえも傷つけたくなかったので、タトゥーマシンを持ってきて、ただ髪際に小さな黒点を刺しただけだった。彼女を殺す気なんてあるわけがない。

せいぜい恐ろしい形相で脅すくらいだろう。

これに対して、新姐は本当に何とも思っていなかった。

特に、手錠の鍵を見つけ、あの忌々しいものを外し、鏡の前で自分の尻のタトゥーを確認した後は。

眼鏡蛇を見た瞬間、賀蘭小新は衝撃を受けた。

彼女は李南方のタトゥーの腕前がこれほど高いとは思っていなかった。

もともと彼女は、白くて弾力のある尻にタトゥーマシンが「ジジッ」と音を立てた後、きっと醜くなって、トイレで泣...