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565話

コートの下は、女性用の黒い専門的な競技服を着た華奢な体。健康的でありながら母性の柔らかさを兼ね備えていて、黄志強のような粗悪品とは比べ物にならなかった。

会場の観客たちが黄志強を異常に好む理由も、彼の女性的な姿にあった。

骨の髄まで邪悪さに満ちた人々は、基本的にリングの上で女性が獣のように血を流して戦う姿を見るのが好きなのだ。

そのため、白霊児が出場する今回の試合は、会場は間違いなく満員だった。

通路にまで人があふれ、身動きするのも困難なほどだ。

しかしそれは、彼らが列を作って大金を今回の勝負の賭け箱に投じることを妨げなかった。

札束にはそれぞれ自分の名前が書かれ、最低でも千ドルか...