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450話

「天よ、今夜もトントンに邪魔されませんように...」

賀蘭小新は心の中で祈りながら、猫のように忍び足で客間の東側のドアまで歩き、二階の主寝室の方を振り返って見た。異常がないことを確認してから、ゆっくりとドアノブに手をかけた。

少し力を入れると、ドアが開いた。

「南南、やっぱり新姉のためにドアを開けておいてくれたのね！」

「いい子ね、今夜は思いっきり可愛がってあげるわ」

無言で色っぽく微笑んだ後、賀蘭小新は部屋に滑り込み、ドアの右側の壁に身を寄せながら、静かにドアを閉めた。

彼女が知らなかったのは、龍城城からの電話を受けて以来、心配事でいっぱいだっ...