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408話

女に食い意地の張っていない者などいない。

これは李南方の持論であり、時に彼はそこから卑猥な考えを発展させることもあった。食べることに貪欲な女性ほど、男性に対する性的な要求も高いのではないかと。

この理屈を当てはめると、李南方は賀蘭小新の食い意地の張った様子が岳梓童をはるかに上回ることに気づいた。どうやらこの女性は六十歳を過ぎても、毎晩が初夜のような女なのだろう。彼女と結婚した男は若くして命を落とす可能性が高く、まさに男殺しの女だ。

賀蘭小新は、横目で彼女を盗み見る李南方の考えがこれほど下劣だとは知る由もなく、手に持った鶏の手羽先を夢中で齧っていた。

実は彼女は公...