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2070話

李南方は確信していた。

麦青は間違いなく天から彼を苦しめるために送られた小悪魔だと。

本当に考えもしないようなことを、彼女は平気で口にする。

他の女性と一緒に、二人の女が一人の男に仕えるなんて、どうしてそんな恥ずかしい言葉を、あんなにも気楽に言えるのだろうか？

彼、李南方は江湖を渡り歩いて十数年、こんなことは一度もしたことがなかった。

一人の麦青のために戒めを破るなんて。

割に合わない！

彼は麦青の手首をつかみ、麦大美女を半回転させて明珠芸術学院の正門に向かせると、もう片方の手を上げて、ショートパンツの下にある二つの半円に、思い切り一発お尻を叩いた。

「パン！」という音が轟き渡る。

数え切れ...