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1810話

李南方が昇降機に入った後、龚建たちは遺体安置所で連絡を待っていた。

しかし予想外にも、昇降機がまだ停止する前に、巨大な爆発が地面全体を揺るがし続けた。

その直後、鋭く耳障りな警報音が鳴り響いた。

外での混乱はフレイム組織のメンバー全員の注意を引き、基地内の警備員は全て正門に集まり防御態勢を整えていた。それによってこの遺体安置所が逆に最も安全な場所となっていた。

特に昇降機が一度も停止せずに再び上がってきたことで、龍騰小隊の他のメンバーは、下の脅威も李南方によって排除されたと即座に理解した。

そこで龚建は、機を見て新たな任務配分を決断した。

三手に分かれることになった。

傻狗と笨猪は遺体安置所に...