絶品の叔母さん

1602話

李南方は実のところ、この西洋の美女カン・ウェイヤに対して好奇心を抱いていた。

これまで彼女と会ったことはなく、ただ体を利用して利益を得る、非道な商売をする意地悪な女だと思い込んでいただけだった。

しかし、この二日間の簡単な接触を経て、李南方はこの女性にも長所があることに気づいた。

彼女はとても賢かった。

カン・ウェイヤのこの一連の動作や表情の変化は、この女性が一般人には理解できないような多くのことを考えていることの証だった。

だがそんな賢い女性が、なぜ愚かにも李南方に敵対しようとするのだろうか？

賢くもあり愚かでもある、これは全く常識に合わない。

だから李南方は彼女に近づいてみた。

目は心の窓...