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1266話

老谢二人も実は来たくなかった。

李南方が隋月月に生け捕りにされたという知らせを受けた時、彼らは彼の安全を心配するだけで、それ以上深く考えなかった。

しかし、それも彼らを責められない。

結局のところ、隋月月の建国計画書は彼らの手元には届かず、秦玉関に渡ったのだから。

秦玉関からその件を知らされて初めて、彼らは二十数年前に見たことのある赤一号機密文書のことを思い出したのだ。

彼らが反応が鈍かったわけではない。誰もが隋月月の野心を過小評価していたのだ。

彼らの考えでは、隋月月の野心を意識的に育てていた——彼らが意図的に放任していなければ、隋月月がどれほど有能でも、これほど短期間でゴールデントライアン...