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972話

郑菲の背は決して高くなく、趙然の身長と角度からすれば、彼女の緩いネックラインから中を覗き込むことは容易だった。

趙然はしばらく遠慮なく叔母さんの美しい胸を堪能し、彼女の顔が次第に赤くなっていくのを見ても、なお一言も発しないでいるのを見て、心の中で決心を固めた。

「叔母さん、二人でこうやって野菜を洗うのは不便だから、僕が後ろに立って洗おうか。僕の腕が長いから、そうしたほうが早いよ」趙然は邪な考えを抱きながら提案した。

郑菲は驚いて、うっかりと答えてしまった。「ええ、いいわよ」

言葉とともに、趙然はすでに彼女の背後に立ち、逞しい腕を彼女の腰に回した。

郑菲はようやくこの姿勢の妖しさに気づ...