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943話

「まったく、この子は私をいじめて楽しまないと気が済まないみたいね。どうすればいいの?腰を痛めてなかったら、この生意気な子、絶対こんな風に私を恥ずかしめたりしないのに」

そう思いながら、鄭妍は頬を赤らめ小声で言った。「小菲、私の可愛い妹、お姉ちゃん降参だから。お姉ちゃんが悪かったから、もうやめてくれない?お願いだから」

鄭菲は楽しさのあまり、そんな言葉に耳を貸す様子もなく、むしろ手の動きをさらに速めた。敏感な部分を行ったり来たりと愛撫し、時折急所を直撃するように揉みしだいた。

そんな風にされては、鄭妍がたまるわけがない。体に力が入らず、まるで骨が溶けたようになり、壁に寄りかかっていなければ...