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879話

「や、やめて、あなたは私の入れ墨が何か知りたいんでしょう？教えるから、早く私を離して！」

陳嵐韻の声は少し震え、力なく、甘えるような柔らかさを帯びていた。それが、すでに欲情していた趙然の火に油を注ぎ、下半身の疼きをさらに強めた。

彼は何とか自制心を保ちながら、彼女の耳元で囁いた。「いや、教えてもらうつもりはない。この目で確かめるんだ」

この男、私を恥ずかしさで殺す気？誰がこんな直接的に人のそこを見ると言うの、本当に大変なスケベね！

心の中ではそう思いながらも、今の彼女は抵抗できる状態ではなく、趙然に従うしかなかった。

恥ずかしさを堪えながら、蚊の鳴くような声で言った。「わ、わかったわ。でも先に...