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787話

この瞬間、彼はもう片方の手を王倩倩の両足の間に差し入れ、急所を直接攻めたいと思った。そうして上下から責めれば、彼女を完全に落とせるに違いない。

だが残念なことに、彼のもう一方の腕は怪我をしていて、その考えを実行に移すことはできなかった。

そこで趙然は機転を利かせ、大きな手を王倩倩の襟元から差し入れ、何の障害もなく重みのあるその部分を掴み、熟練の技を駆使して揉みしだき始めた。

もちろん、彼は一箇所だけに集中するわけではなく、もう一方も見逃さなかった。

趙然のこうした熟練かつ力強い攻めに、王倩倩はすぐに抵抗の意志を失い、まるで骨が溶けたかのように彼の腕の中でくずおれ、彼の思うがままになった。

キス...