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725話

「この女、すごい水量だな、どれだけ我慢してたんだ?膀胱を壊すんじゃないかと...」

そう思った瞬間、下半身が急に締め付けられるのを感じた。巨大な熱さを包み込む微かな吸引力が、渦を巻くように吸い上げてくる。あまりの快感に思わず息を呑んだ。

「誰?そこに誰かいるの?」

隣の個室から驚きと疑いの入り混じった女性の声が聞こえてきた。趙然は慌てて口を押さえ、下を見ると、鄭菲が意地悪そうな笑みを浮かべて見上げていた。その美しい瞳には悪戯心が満ちている。

「あいたた、胃腸の調子が悪くて、もうお腹パンパンよ」

鄭菲がわざとらしく声を上げると、隣の個室からは何の音も聞こえなくなった。

趙然は口元を歪...