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699話

「寝室に行くわ。あぁ、痛い、ダメ、張って痛くてたまらない」

突然、王倩倩が痛みに声を上げ、ソファーに崩れ落ちた。両手で自分の豊かな胸をしっかりと掴み、必死に揉みはじめた。

彼女の両手の動きに合わせて、趙然は目を見開いたまま呆然としていた。邪な炎が体内でみるみる燃え上がり、股間も次第に目覚めていく。

王倩倩は「あぁ、痛い」と絶え間なく声を漏らし続けた。よそ者がいる場面だというのに、彼女はもはやそんなことを気にしている余裕はなかった。

傍らで見ていた趙然は喉が渇き、目を輝かせながら、自分も揉んで感触を確かめたいという衝動に駆られたが、理性がなんとか欲望を抑え込んだ。

「早く、手伝って。死にそうなく...