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624話

そして趙然は両足を開き、もがいていた鄭妍は急に体が宙に浮いたような感覚を覚え、小さく悲鳴をあげながら、反射的に彼の腕をつかんだ。

こうして鄭妍は趙然の両脚の間にしゃがみこむ形となり、頭が彼のお腹にちょうど当たる位置になった。

鄭妍が反応する間もなく、趙然は彼女の頭を抱えて自分の下半身に押しつけた。

この行動に鄭妍はすぐに意図を理解し、驚きに息をのんだ。

こんな大胆なことを、まだ団地の中で、私にあれをさせようとしているの?

「叔母さん、僕すごく苦しいんだ。ちょっと楽にしてくれないか」

趙然の熱い視線を受け、鄭妍は胸が震え、慌てて首を振りながらもがいた。「小然、私たち、こんなことしちゃダメよ。早く...