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550話

思いがけないことに、妻はこの年になってもこんなに豊満で張りがあるなんて、本当に宝の持ち腐れだったな。家にこんな花のように美しい妻がいるのに大事にせず、毎日くだらない女たちばかり追いかけていたなんて。

なぜだか分からないが、孫徳は考えれば考えるほど自分が損をしていると感じ、これからは鄭菲にしっかり埋め合わせをしようと決意した。だが彼はただ長い間女性とあの行為をしていなかったため、一時的な気の迷いに過ぎず、今夜が過ぎれば、また鄭菲のことを忘れてしまうかもしれない。

「ん...あなた、やめてよぉ」

鄭菲は仕草だけで軽く孫徳を押しのけ、顔中が恥ずかしさで染まっていた。実は心の中では怖くてたまらなか...