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390話

白慧は少し恥ずかしそうにしていたが、今はそんなことを考えている余裕などなかった。むしろ胸を張って趙然に思う存分見せていた。彼女は自分の体に自信があったし、何より趙然に慰めてもらいたいという気持ちが強かった。

「キスして?」

白慧から積極的に、趙然の頭を抱き寄せて豊かな胸に埋めた。成熟した女性の胸の温もりと滑らかさを趙然に感じてもらいたかったのだ。

「恥ずかしい……」

趙然のキスを感じた白慧は、恥ずかしさに嗔んだ。男性に自分の体にキスされるだけでも十分恥ずかしいのに、こんな風にされるなんて。

多くの女性は成熟するにつれて羞恥心が薄れていくものだが、白慧はそうではなかった。

趙然は彼女...