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353話

「それとも、そのまま出て行ってもいいぞ。お前が選べ」

銭志遠がそう言うと、白慧は怯えた。このまま出て行けば、皆に見られてしまう。そんな恥ずかしい姿を晒して、どうやって生きていけるというのか？

「あなた、頭がおかしくなったの？私はあなたの妻よ！」白慧は胸を両腕で抱きながら怒りの声で問いただした。

「おかしくなんてなってない。さっきもお前は他の男に見せたじゃないか？何が問題なんだ？俺の二人の友達はお前に触らない。家でやるのと同じだ。家でどれだけ艶かしくしてるか、ここでも同じようにすればいい。気づいてないのか？誰かが見てる方が、もっと刺激的だってことに」銭志遠はそう言い放った。

白慧は恐怖で震...