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262話

二人は少し沈黙した後、趙然が先に立ち上がった。

「姉さん、美容院に行ってきなよ。ちょうど僕も用事があるから、またね」

白慧は返事をして、趙然と一緒に出かけた。趙然は楊帆にバーの件について話すつもりだった。この件はこれ以上引き延ばせない、早ければ早いほどいいのだ。

フィットネスクラブに到着すると、趙然は楊帆とオフィスで会った。

「趙少、マジで言ってんの？」楊帆は興奮した様子で尋ねた。

「もちろんマジだよ。ただ、義母は段階的に資金を出してくれる予定だ。まずは店舗を探すために三十万を出してくれる。内装工事の費用はお前の方で出してもらって、その後の設備は私たちが支払う。バーがオープンできたら...