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26話

「階段で呉丹を懲らしめようとした趙然だったが、階下で叔母の携帯が急に鳴り響いた。

キッチンからはハイヒールの音が聞こえ、叔母が電話に出るために出てくる気配がした。

趙然はやむなく動きを止め、呉丹を抱きかかえて急いで階段を上がった。

二階の部屋の前まで来ると、叔母がすぐに上がってくる心配はないと確認し、うっとりとした表情で半開きのドアに寄りかかる呉丹と再び抱き合った。

趙然は呉丹の顔や首筋に口づけしながら、片手を彼女の服の中に滑り込ませて丸みを帯びた小さなお尻を撫で、もう片方の手でドアを押し開け、彼女を抱きかかえて部屋に入った。

ドアを閉めると、二人はドア際に寄りかかったまま熱烈に口づけを交わし...