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153話

「んん……だめ、んんん……いや、あぁぁ……あぁぁ……主人が……主人がすぐそばに……」江雪の桜色の柔らかな唇が開き、甘美な吐息を漏らす。趙然に強引に歯列を開かれ、舌が絡み合った。

彼女はまるで自分に言い聞かせるように、趙然に対しても彼女の夫がすぐそばにいることを言及し続けた。それがより強い刺激をもたらし、趙然の情熱をさらに煽るかのように。

趙然はさらに荒々しく、大胆になった。

「んん……やめて……あぁ……んん……あぁぁ……あぁぁぁ……」江雪の心は無限の悦びで満ちていた。紅い花びらのような舌は意思に反して相手に向かい、趙然の舌に絡みついた。女の甘美な蜜を趙然は絶え間なく吸い取っていく。

外では月明...