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882話

「そんなこと知るわけないでしょ。あれはかなり秘密の場所に置いてあるから、小林くんに手伝ってもらわないと運べないのよ」蒋晴は葉長風にそう言うと、林浩の耳元に顔を寄せて囁いた。「小林くん、お姉さんが30分ほど時間を作ってあげるから、頑張ってね!」

蒋晴の言葉の意味を、林浩が理解できないはずがなかった。彼女の魅力的で完璧なボディラインを見て、林浩の心にも少し欲望が湧き上がってきた。

「行こうか、小瑶秘書」林浩は小瑶に向かってウインクした。小瑶の小さな心臓はドキドキと高鳴り、全身が熱く火照るのを感じた。

上にシャツ一枚しか着ていなかったが、小瑶はそれさえ脱ぎ捨てたくなるような気分だった。

「小...