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772話

林浩に付き添っていた龍庭の二人のメンバーは、彼の安全を心配していたため、当然ずっと林浩の後をついていた。河原で林浩と一人の女性が茂みの中に入っていくのを見かけた。

一人のメンバーが間抜けにも一緒について行こうとしたが、もう一人がすぐに彼を引き止めた。「バカか、今二人はいいことしてるんだよ。外で待っていればいいだろ!」

二人はそうして待っていたが、すでに一時間以上経っているのに、中ではまだ終わる気配がなかった。

「坤子、この林浩の持久力はちょっとすごすぎじゃないか」このメンバーたち自身もかなり精力旺盛だったが、林浩の精力は彼らよりもさらに旺盛なようだった。

「確かに。ちょっと見に行ってみ...