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28話

「蘇玉竹の寝室で、林浩はすでに身支度を整え、ベッドの端に腰かけていた。蘇玉竹はシルクの寝間着姿で向かいの化粧台に座り、鏡の反射から林浩が自分をじっと見つめていることに気づいた。

「叔母さん、どんな角度から見ても完璧ですね」林浩は真剣に褒め言葉を送った。

「そんなことないわよ、もうすっかりおばさんなのに」口ではそう言いながらも、心の中では嬉しさが広がっていた。

「本当ですよ!叔母さん、だからこそ僕はあなたに夢中になってしまったんです」

蘇玉竹は彼を一瞥して言った。「私に夢中?あなたに散々弄ばれてボロボロよ」

林浩に背を向けていても、鏡越しに見える蘇玉竹の表情は色気に満ち、まるで恋人に甘え...