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203話

曹雅諾は女であるにもかかわらず、私の弟を握っても少しも顔を赤らめることなく。

むしろ男である私の方が、慌てて仕方がない。

曹雅諾は笑いながら言った。「私はふざけてなんかいないわ。あなたが大人しくしていないから、どうして私のせいになるの?私はただ親切にあなたの火照りを冷ましてあげようとしただけよ」

「や、やめてくれ」

曹雅諾は意地悪く笑い、小さな手を二、三回動かして、私を完全に刺激してしまった。すでに頭を持ち上げていた弟はさらに硬くなった。

「終わった?」陸詩琪が外から叫んだ。「あとどのくらいかかるの?」

陸詩琪の声は私にとって警鐘のようなものだった。もしなければ本当に我慢できなかっただろう。普...