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153話

「馬歩をするのは反対しないけど、二時間も動かないなんて」

「これは入門の基礎だよ!教えてほしいって言ったのはあなたでしょ?」彭雪は真剣な顔で私に言った。「せっかく学びたいなら、私の言うことを聞かなきゃ!そうじゃないと、教えられないわ」

カッコつけるためじゃない!いや、自分が喧嘩できるようになるため、彭雪の言うことを聞くしかなかった。

最初は馬歩の姿勢をとるのは我慢できたけど、十分も経たないうちに少しふらつき始めていた。

この姿勢で動かずにいるのは本当に疲れる。彭雪は横に立って真剣に私を見つめ、時々「頭を下げちゃダメ」とか「胸を張って」とか指示してくる。

とにかく、十分後には後悔していた...