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152話

「うなずきながら尋ねた。「ここだけ?」

彭雪は再び手で私の顎を持ち上げて言った。「ここ、喉のところは言うまでもないでしょ?でもここを攻撃する時は力加減を間違えると致命傷になりかねないわ!でも喉と顎の間のこの部分は大丈夫。ここも衝撃に弱くて、しかも効果的。ちょっと力を入れて攻撃するだけで、相手は半日は痛むわよ」

なんて凄いんだ、彭雪は!こんなに誰かを尊敬したのは子供の頃にアニメキャラクターを見ていた時以来だ。

今までこんな風に誰かを尊敬したことはなかった。それも自分と同じ年頃の女の子を!!

彭雪はにこにこしながら言った。「どうしたの?なんでそんなに固まってるの?」

「いや、すごいなって...