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999話

西寧区の場所は結構微妙なんだよね。主要な商業エリアのすぐ隣にあって、家賃は今ではかなり高くなってる。たった三、四十平方メートルでも、月に二、三千元もするんだ！

これでもうちの団地が古くて、場所も普通で、管理サービスもそこそこだからこの程度で済んでる。後ろにある燕芬芬たちが住んでるような中高級マンションなら、家賃はさらに五十パーセントも跳ね上がるんだぞ！

それで、この賃貸物件、誰か死んだりしたことはないよね？

僕の表情も凍りついた。恐る恐る手を伸ばし、そっとドアを押し開け、電気をつけると、目の前に白い光が走ったが、何もないじゃないか？

不思議に思って柳如是の肩を軽く叩き、小声で尋ねた。「...