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875話

「そんなことないよ!」

芊芊は小さな顔を赤らめた。

私も正義感たっぷりに言った。「そんなことないって!」

「ちぇっ!」

葉紫は笑いながら黙り込んだ。

出発の時間になり、私は葉紫について階段を下り、彼女の車に乗り込んだ。

助手席に座って、シートベルトを手に取り締めようとしたその時、葉紫が突然私の肩をぐいと正面に向けた。

私は反射的に口を閉じたが、それでも葉紫の深いキスから逃れることはできなかった。

彼女は私の唇にキスをし、舌を差し入れ、必死に味わっているようだった。

数分が経ち、私の心臓が早鐘を打つ頃になってようやく、葉紫は唇を離した。

まったく、もう慣れてきている気がする。

芊芊の母乳を吸った...