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81話

白馨柔は思ってもみなかったようだ。この老いぼれが、いきなり彼女にキスをしかけるなんて。彼女の湿った舌が必死に抵抗してきて、簡単には思い通りにならない。

だが今や唇を重ねた以上、彼女の抵抗など気にしてはいられない。今日という今日は、どうあっても白馨柔を手に入れてやる。

身近な草は食わぬというが、こんな美しい若い同僚がいて、しかも私と関係を持とうという気があるようなのだ。見逃すわけにはいかない。

一度関係を持てば、二度目もある。そうなれば毎日彼女と関係を持つことだってできる。これは以前の私、王老いぼれには夢にも思えなかったことだ。

まさか私のような老いぼれが、こんな若くて美しい娘と寝られる...