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770話

「鼻を押さえて、嫌がるように後ろに数歩下がると、蘇軽煙の表情がずいぶん楽になったのが見えた。

わざと常偉をこれだけ挑発したのに、こいつ本当にチンコ切って萎えちゃったんじゃないか？これだけ言ったのに、なんで怒らないんだ？」

「てめぇ！わざとぶつかって殴られたいのか？望み通りにしてやるよ！」

常偉は目尻に涙を浮かべ、鼻を真っ赤にして、明らかに怒り狂っていた。そして彼のプラグ頭の兄貴が、怒りながら俺の方へ歩いてきた。あの砂袋のような拳が頭に当たったら、間違いなく激痛だろう。

急いで後退すると、遠くから外国人の中年ハゲが興奮して「no！」「Don't fight」と叫びながらこちらに走ってきた...