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705話

「な、何をするつもりなの?」顔が熱くなり、心臓は太鼓のように激しく鼓動していた。

「母乳マッサージを教えてあげるのよ」葉紫が近づいてきて、からかうように言った。「どうしたの、恥ずかしいの?」

二人の距離はわずか数センチ。彼女の目尻にある赤い痣はまるで魂を奪うかのようで、魅惑的な体の香りが鼻先に漂い、妖艶な姿に私の下半身はぴくりと反応してしまった。

この女性はまさに妖精だ!

「急すぎて、ちょっと心の準備ができてなくて」緊張なのか興奮なのか、言葉がどもってしまう。

彼女はくすりと笑った。「慣れればいいわ」

そう言うと仰向けに横たわり、私の手を取って自分の胸の上を滑らせた。「この位置を覚...