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695話

柳芊芊はよく分かっていないようにうなずいたが、太ももの異変にまったく気づいておらず、視線はスクリーンに釘付けになっていた。頬が徐々に赤くなり、体は熱く、そしてムズムズとしてきた。

無意識のうちに身をよじると、彼女は蚊に刺されたような感覚を覚えたが、それは同時に不思議なしびれるような快感も伴っていて、身をよじる動きはどんどん速くなり、思わず甘い吐息が漏れ出した……

情欲に耐えかねている柳芊芊の様子を見て、私も我慢できなくなっていた。何年も独り身で、ようやく女性が側にいる。それもこんなに柔らかく色気のある女性が。

心の中で古い友人に「すまない」と呟いた。今回だけだ、お前の娘を少し味わわせても...