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478話

「この雰囲気で彼女を押し倒してしまおうかとも思ったが、さすがにそこまでの厚顔無恥にはなれなかった。」

承諾した私を見て、林清雅は途端に顔をパッと明るくさせ、既に私によって脱がされた裸の体を恥ずかしそうに見つめながら、恥じらいと怒りが入り混じった声で「顔を向こうに向けてよ」と可愛らしく責め立てた。

「ああ」と私は空々しく笑いながら、すぐに身体を反対側に向けた。

望み通りにはならなかったものの、今日の出来事を通じて、林清雅のことをはっきりと理解することができた。彼女は本当に完璧な女性だ。

こんな女性を必ず手に入れてみせる。

すぐに林清雅は服を着終えたが、真っ赤な顔と恥じらいの表情は、私た...