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464話

顔を上げると、全身刺青だらけの坊主頭の男が、酔っ払いながら挑発的な笑みを浮かべて近づいてきた。

明らかにこいつは先ほどかなり酒を飲んでいたようだ。

もしこの坊主が俺のことだけ言うなら、我慢もできただろう。酔っ払いと争う必要はない。だが林清雅のことを侮辱するとなると、我慢ならなかった。京州では土地勘がないとはいえ、この老王は何も恐れない。即座に怒鳴りつけた。

「てめえ、その口を慎みやがれ！」

「なんだよ、じじい。俺がお前の隣の女を口説こうってんで、怒ってんのか？」そう言うと、坊主頭はすぐに林清雅の方を向き、下卑た笑みを浮かべた。「ねえ、お嬢さん、なんでこんな老いぼれとつるんでるんだ？見ろよ、もう...