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449話

今度は、彼女は全く足を開いていなかった。ぴったりと閉じられたその脚と、冷たくも美しい顔には陶酔の表情が浮かんでいた。

「んっ...あっ!!」次の瞬間、病室中に李冰冉の天使のような声が響き渡った。

李冰冉がどれほど冷たい性格であろうと、彼女の声は本当に美しい。この極端なギャップが、聞いていて心地よく、そして今まで感じたことのない征服感を私に与えていた。

彼女が気持ちよさそうにしている姿を見ていると、私の下半身はこれ以上ないほどに膨張した。もしこの冷たい女神を落とすことができたら、どんな気分になるだろう?

それこそ人生の頂点ではないだろうか!

「あっ!!!」

私の手の動きが頂点に達すると、李冰冉は...